ABOUT US

会社概要

会社名
環境微生物研究所株式会社
所在地
石川県野々市市末松1丁目308番地 
石川県立大学内
設立日
2022年8月8日
代表者
馬場 保徳
事業内容
小型メタン発酵装置の開発・製造・販売、
メタン発酵試験の請負、
実験教室の開催
主要株主

ごあいさつ

東北大学にいた2011年に、東日本大震災が起こり被災しました。
夜の明かり、温かいご飯、携帯電話の充電がなくなっていくなか、窓から外をみると雑草と落ち葉だけはありました。

「これを電気に変えられたら、避難している皆、もっと助かるんじゃないか」
「無事に大学に戻ることができたら、雑草発電に取り組むんだ」

避難所でのこの想いから10余年間、基礎研究を続け、2022年8月に実用化の目処がつき、石川県立大学発スタートアップ「環境微生物研究所株式会社」をつくりました。

停電を伴う災害時でも、雑草や野菜くずのような廃棄物を原料にメタン発酵でガスと電気をつくり、地域で『自立(=スタンドアロン)』してエネルギーを賄えるようにする。
こんな未来を願い、私たちの開発した雑草発電装置を「エコスタンドアロン」と名付けました。

エコスタンドアロンは、災害時だけでなく、廃棄野菜が毎日発生するスーパーマーケット等に設置すれば、普段から「廃棄物処分費の削減」、「温室効果ガスの削減」に貢献します。大規模なハウス栽培をされている農業法人に設置すれば、食べない茎や葉っぱをエコスタンドアロンに投入し、それらが溶けた液体は、液体肥料として活用できます。

次の大きな災害が起きる前に、各地に分散して設置して、普段も災害時にも役立つ装置として、エコスタンドアロンを使っていただきたいです。

また、2026年から途上国への取り組みもスタートします。このプロジェクトは「SATREPS」というJICAとJSTによる共同事業で、大学教員として採択をいただきました。地雷除去後のカンボジア農村部では、「農業を行うための水汲み上げポンプの燃料代」と「肥料代」が農家の収入を圧迫しています。エコスタンドアロンを導入し、雑草や廃棄野菜からこの燃料と肥料を生み出し、カンボジアの農家の皆さんの家計の助けとなるべく、カンボジア政府、現地の大学とともに推進します。

雑草発電「エコスタンドアロン」で、能登、石川、日本、カンボジア、世界の課題解決に貢献してまいります。

Profile
博士(農学)。環境微生物学を専門とし、牛のルーメン微生物を活用したメタン発酵技術の研究で博士号を取得。
2011年の東日本大震災での被災を契機に、「身近な雑草からガスと電気を生み出し、地域がエネルギーを自給できる社会」を目指して、再エネと防災を融合した実用技術の開発に取り組んでいます。
主な受賞歴:
  • 平成25年度 東北大学総長賞
  • 令和元年度 農林水産省 若手農林水産研究者表彰(農林水産技術会議会長賞)

ブランドアイデンティティ

私たちが叶えたいこと

「地域がエネルギーを自立できる世界」

エコスタンドアロンが、
停電下でもエネルギーを生み出す。

平常時には、廃棄物処分費の削減など、
日々の経済活動にも貢献する。

さらに、CO2削減を実現。

「どこにいても、エネルギーがある世界」を、
私たちと一緒に実現しましょう。

ブランドビジュアル

(絵本作家:のむらうこさん作)
男の子が雑草を摘んできて、おじいさんに渡します。おじいさんは、後方に設置されたエコスタンドアロンに雑草を投入し、メタンガスをつくります。そのメタンガスで温かいカレーライスを炊き出し、男の子に手渡します。おじいさんの左にはメタンガスで夜の明かりをともし、男の子の右側には、メタン発電スマートフォンが充電されています。2011年の震災で経験した「あたたかいご飯」「夜のあかり」「携帯電話の充電」を雑草で解決する。こんな願いが込められています。

コーポレートロゴ

(大阪・関西万博ロゴ制作者 デザイナー シマダタモツさん)
コーポレートロゴは、自然からエネルギーが生まれるプロセスを表現しています。緑色の丸は「自然や植物」を、黒い丸は「微生物」を、オレンジ色の長い丸は「エネルギー」を意味しています。植物が微生物によって分解され、新しいエネルギーとして循環していく姿をシンボリックに示しました。「身近な資源を活かして社会を支える」という研究所の理念を、一目で伝えることを目指したデザインです。